FTMの為のブログ

平成19年性別変更。嫁あり子あり。好きなものはビール、筋トレ、サーフィン、タイ料理。一歳になる息子が可愛すぎて毎日悶絶。基本真面目にFTMのFTMによるFTMの為の情報を発信していきます。

ホリエモンのゼロを読んで生き延びた話(前編)

人生にはいくつかターニングポイントがあると言われます。

 

ターニングポイント=人生の分岐点・転機。

 

僕には過去に人生で一番のターニングポイントを経験しました。

 

仕事・お金・友人全てを失った時期

数年前僕はとある会社に勤めていましたが、そこでちょっとしたきっかけで上司からの反感を買ってしまいます。

 

結果、退職に追い込まれることになりました。

 

それだけでも相当なダメージでしたが、その会社にはプライベートでも付き合いがある友人もいた為、有る事無い事を吹き込まれ、絶縁状態になり。

 

更には共通の友人にまで噂は広がり、ガチで全く友達がいなくなる自体。

 

まあバタバタしても仕方ないからと失業保険をもらいながらゆっくり就活でもしようと思っていたら、離職票を出してくれないんですね、これが。

 

どうやら元上司が裏で出さないように仕組んでいたらしく、何度電話しても何度訪問してももらえないとうブラックっぷり。

 

この話だけでブログを書けてしまうんですが、それはまた今度。

 

しかし、どんどん減っていく貯金。

 

ついに焦りとパニックでうつ状態

 

スーパーうつモード発症

ほぼ家にこもっているもんだから、どんどん根暗になってくるのが分かるんですよ。

 

やらなきゃいけないことと、失ったものへの心の対処とでストレスがピークに。

 

最初は

死にたいなー。から

死んだほうがいいなー。になって

死ぬ方法を調べ出し。ついに

あ、死のう。

ってところまでいきまいした。

 

そこを最初に救ってくれたのは今の妻です。

 

ノロケになってしまいますが

「あんただけは絶対に死なせないから!」

とODした僕に言い放った妻には今も頭が上がりません。

 

色々と調べてくれていたようで、病院に頼ろうということで精神科に行きました。

 

で、なんと。

 

即日。

 

入院になりましたw

 

スマホは没収され、外部と連絡を絶たれた僕は結果的に約1週間、

精神科病棟という名の隔離病棟に収監されたのです。

 

先生が言うには、心身を休められるからってことなんだけど。

 

もう初日は1人ベットで延々と泣いてました。

 

自分の不甲斐なさというか何というかとにかく辛かったです。

 

今思い出しても泣けるw

 

ただやはり多少の薬物療法も行ったせいか、翌日からは少しづつ気持ちが落ち着いてきたんですね。

 

ヒマだから読書をすることにした

食事や問診以外の時間帯は基本的には自由。

 

なので、本を読むことにしました。

 

時間はたっぷりある。

 

隔離病棟といえども、比較的症状が軽い人は時間と場所の申告をすれば外出ができます。

 

外出時はスマホを返してくれるので近くの本屋を検索。 

 

そこでとある古本屋で見つけたのがホリエモンのゼロという本です。

 

この本が僕を変えてくれました。

 

後編に続く。