僕達のAIDドナーの基準
莫大なドナーの中から条件の合ったドナーに出会えるのは至難の業。
これからAIDに挑戦しようとか考えている人の出端を折るようなことを言って反感を買いそうですが、経験してきた身としては、正直ドナー決めが一番苦労しました。
そもそもAIDドナーをボランティアから決めるということは莫大な選択肢の中から決めなくてはなりませんし、良い人ばかりではないのが現状。
とはいえ、僕自身も結果うまく行きましたし、周りにも同じような人も増えてきました。
なので、ドナー決めというところで諦めてしまう人がいなくなるように前もって、簡単ではないということを頭に入れておいて欲しいのです。
主にインターネットで探すことになると思うのですが、効率よく決めるにはその中でいくつか絶対に譲れない条件などは前もって決めておくべきでしょう。
僕が掲げた条件
1、血液型が同型
言わずともこの項目は必須かと思います。
ただ我が家はあくまで子供に告知しないという前提での話なので、元々告知するつもりであれば重要ではありません。
2、タイミング法の提供は行なっていない
稀に色々と理由をつけてタイミング法に持ち込もうとするような悪質なドナーもいます。
ボランティアという立場を悪用し、ただで女性と行為を行おうとするわけです。
基本、タイミング法も場合によっては行いますと発言している方はあまりお勧めしません。
3、提供期限を決めている
ここは僕達にとってかなり重要な条件でもありました。
何人もの提供を行い、成功率を成果として公言されている方もいますが、子供の将来を考えると近親問題が出てきてしまいます。
できれば何人まで、もしくはいつから始めていつまで活動を行う予定か確認はした方が良いかと思います。
4、常識があるor相性が悪くない
人として当たり前なことですね。
でも、本当に変な人もいるが現実です。
仲良くなる必要はありませんが、最低限の常識人を求めましょう。
5、提供日時、場所など都合が合いやすいか
検査、治療を進めていくには病院に何度か精子の提出があります。
病院の通院時に合わせて精子の提供を受けなければならないので、場所や時間など割と融通が効く方でないとなかなかスムーズにいきません。
相手の生活パターンや職業など出来るだけきいておくべきでしょう。
まとめ
僕達の場合はこのような条件(他にも細かくありますが)を元に探しました。
メールのやりとりだけでなく、実際に会ってというのを繰り返し、約半年ほどで良い方に出会えました。
本当は1人だけで十分だと思っていたのですが、最近は2人目も考えてしまうこの頃です。
幸い僕達はドナーさんとはいまだに連絡を取り合っていますので、連絡をとり続けられる人という条件も想定外のことも考慮して入れておくことをお勧めします。
なかなか大変ですが、諦めなければ必ず良い方に出会えると僕は思っています。
同じ仲間が増えていくことを願っています。