バイト＆仕事体験談シリーズ ⑥訪問販売

第６弾　訪問販売

高時給高ストレス　オススメ度☆☆

この時代に訪問販売なんか古いやり方なんてやってるのって思われがちですが、

件数は減少していますが、まだまだ健在です。

それなりに需要があるということですね。

ただ約半数以上は詐欺もしくはグレーな会社だと思ってください。

必要なもの

・一日中歩き続けられる体力

・ 何を言われても折れない強靭なメンタル

内容

保険、リフォーム、教材、化粧品などの商品が扱われることが多い。

まず住宅街の雰囲気、築年数の感じで年齢層などを下調べしてまわるエリアを決める。

基本在宅率が高い土日に営業をする。

やり方はシンプル。

ひたすら個人宅にピンポンを押しまくるだけ。

割合的には半数以上は留守なので、とにかくどんどん数をこなす。

会えないと話にならないからね。

だからといって会えてもほぼ断られるのが普通。

営業の確率論では100人会えたらそのうち３人は契約が取れる、と言われている。

つまり留守の件数も考えると１日200軒はまわればそれぐらい取れる計算になる。

なので営業マンは数をまわることを要求される。

もちろんただまわるだけなら大したことないのだが、

何が大変って断られ続けること。

あまりにも断られ続けると、まるで自分という人間が否定されたように錯覚する。

これでメンタルをやられ、離職する営業マンが絶えないという負のループ。

しかも変な人もいるのも事実。

ピンポンしただけで、不法侵入だと追い掛けられるわ、

警察呼ぶぞと言われ言い合いになったり。

いきなり怒鳴られるのなんて当たり前。

むしろ怒られにいく仕事というのがぴったりかも。 

年齢層

扱う商品にもよって大きく変わる。

化粧品は圧倒的に女性。

保険も女性は多いイメージ。

それ以外は全体的に男性が多いが、

完全実力社会なので男女の差がない現場と言える。 

 

給与

月給プラスインセンティブ。

もしくはフルコミッション型であれば、完全インセンティブのみ。

取れなければ０円だが、やったらやった分だけ給与は上がる。

上限がなく頑張ればめちゃくちゃ稼げる。

時間帯

９〜１９時くらい。

朝早すぎたり、夜遅くまで営業をかけるのはマナー違反。

取れるときは取れるけど、だいたい迷惑がられるので辞めておいたほうが良い。

メリット

・ 頑張れば給与は青天井。

・メンタルが鍛えられる。

・コミュニケーションが上手くなる

デメリット

・結果が出なければ給与が0の可能性もある。

・断られすぎて大抵メンタルがやられる。

・頭を使いながら営業をかけるので思ったよりも疲れる。

・心身ともにキツイ。

まとめ

月に１００万とか稼ぐのは割と普通な世界です。

なので、やはりそれなりに苦労が多い仕事ですので、続く人というのはかなり限られてきます。

ただ営業スキルを磨けばある程度上がっていきますから、頑張る価値はあると思います。

営業スキルはどの業界でも自営業にしろ、相手とコミュニケーションをとる上でかなり有利なスキルになります。

とはいえ訪問販売はあまりに効率が悪い方法だと思いますし、（小さな島や村といったような場所であれば、逆に必要とされる仕事かも）何でもネットで購入できる今の時代には合っていない仕事だと思います。

将来性がある仕事ではないですが、完全になくなることはないでしょう。

なぜなら営業は確率論ですので、必ず買ってくれる客がいるからなんですね。

大変なことが多い訪問販売ですが、経験すれば他のどんな仕事でもやっていけるメンタルと営業力が身につきます。

このスキルは相当自分の人間力を上げることができますから、人生がイージーモードにできる可能性ありです。

乗り越えられる覚悟がある人はぜひ経験してみるのも良いでしょう。

ただ僕はもう二度とやりたくないですw